obackのブログ

虹ヶ咲を中心に、主にラブライブ!シリーズについてのブログです。

Maze Townについて

こんにちは!!!

本日6月16日はA・ZU・NAの2ndシングル「Maze Town」の発売日ということで、早速近く(電車で30分)のアニメショップで購入してきました。

 

今回はその「Maze Town」について思うがまま書いていきたいと思います。

 

 

この先は楽曲のネタバレ(?)とオタク特有の謎解釈が含まれます。ご注意下さい。

 

Maze Townは「私の夢を叶えたい」という意思表示の歌

結論が出るまでクソ長いので、この一文を頭の片隅に置いて閲覧していただきたいです。

まず、歌詞カードの最初にこんなことが書いてあります。

 

"Audistisne de illa? Dominus, pui venit. Ad hinc non effugiet..."

何やら見慣れない言語が書かれています。これはラテン語で、イントロの部分で歌ってる言葉だということが分かりした。

 

これを日本語訳すると

聞いたことがありますか?主よ、ここに来てください。ここからそこに着くには...

だそうです。

とあるお話の存在を出して、それを伝えるために主人に来て欲しい。主人が今いる場所から来て欲しい場所に行くためには...みたいな感じです。

でもタイトルが「Maze Town」なので、迷路の街を通らないと着かないよ!って感じでしょうか。

次にラテン語が書いてあるのは2番サビ後、ラスサビに向かうところです。

Et ego servado te... Dum per tenebrae. Nunc autem venit tempus!

こちらを日本語訳したものがこちら。

私はあなたに仕えます...暗闇の中で。 しかし今、その時が来ました!

だそうです。灯りが無くて暗いけど、主人は無事に到着したみたいです。

文脈的には「しかし今~」の方が先に来ることになり、あなたに仕える時が来た!って感じでしょうね。

ところで、この2つの文章で登場する「私」と「主人」は誰なのでしょう?

 

それではそれ以外の歌詞を見て「私」と、「主人」が誰なのか探してみましょう。

 

まず、時間帯についでですが、序盤で午前零時と言っているので、日付が変わった瞬間、つまり深夜ですね。

 

来たみたいね 重い扉の奥で その時を待ってる

いつまでも繋がる 永遠なんてない そんなの誰が決めた 時も命も飛び越え信じよう

Aメロ2回目(上段)とBメロ(下段)の歌詞です。

何かが到着して、思い扉の奥で出会いの時を待っているみたいです。

いつまでも繋がる永遠なんてない、急に青春ドラマみたいな歌詞が来ました。

「そんなの誰が決めた 時も命も飛び越え信じよう」についてですが、虹ヶ咲のアニメが当初は予定されていなかったという事例のように、既定路線は覆すことができる、ということです。

まとめると、前々から予定された大きな出来事が起こるタイミングが近いけど、そんなもん知ったこっちゃ無え!みたいな感じですかね。ヤンキーか?

 

サビは「Maze Town Maze Town」から始まるグループが2回来ます。

 

Maze Town Maze Town 逃れられないわ 迷い続ける幾多の魂 何千もの雨風乗り越えて守ってきた

まずは1回目です。ここで迷っているもの、つまり「主人」が幾多の魂という説が浮上します。この「主人」はなにかを雨風から守っているようです。

Maze Town Maze Town どんなに暗い場所だろうと 進み続ける まだ見ぬ未来も 大切なもの壊さぬように 足音に耳澄ます そこにいるのは誰?

2回目です。やはり「主人」は大切なものを守りながら進んでいます。しかし、誰かが接近しているようで、足音に耳を澄ましています。

おそらく耳を澄ましているのが「私」でしょう。この物語の主人公は「私」ということで話を進めます。

そして「主人」は「私」の気持ち、意志といった姿に現れないものかもしれません。幾多の魂と歌詞にあるように、将来に迷ってしまった私がそこに存在しているのではないでしょうか。

 

1番まとめ

最初は私の意志表示を確認します。しかし、既定路線によって決められている大きな出来事が近づいています。既定路線に乗れば人生は楽かもしれませんが、私には私の生き方があるので、その既定路線には乗りたくないという本心があります。しかし既定路線は形に現れず、その時が来ることにより出来事が起こってしまいます。その時までの時間が無いので私の気持ちは迷子になってしまいました。

そして最後に、この既定路線は本当の私?と問いかけています。

 

分かりにくいので分かりやすくすると、7歳になる年度になると小学校に入学することになりますが、私は私立小学校に行きたいのに公立小学校に入学(義務教育なのでその時になれば入学できちゃう)することになるという状況で、私立小学校の試験が迫っている感じですね。

 

2番いきましょー

 

鏡越し 不気味な音でLet you know この場所は私たちの住処よ

無いはずの黒い影ようごめけ 不気味なシルエット

変わらずにあるもの 絶対壊さない 過去から未来まで信じてきたこの思い ココロに

Aメロからサビ前までです。Let you knowは英語で、日本語訳は「あなたに知らせる」となります。

既定路線は目の前に姿形に現われず、間接的に「この場所は私たちの住処よ」と訴えかけてきます。既定路線は何もしなくても進めちゃいますからね。ここで私は既定路線のことを「無いはずの黒い影」「不気味なシルエット」と表現し、本心ではないことを示します。

 

Bメロは1番と同じ感じで、変わらずに持っている意志で、これは怖さずにやりたいことをやりたいって言っています。

Maze Town Maze Town 離れられないわ 廻り続ける記憶とこの場所 刻んだ時間と思い出を守ってゆくから

私は夢を追いかけていたとき、相当楽しかったのではないでしょうか。追いかけていたときに刻まれた思い出を守り、既定路線なんてどっかいっちゃえー!って言ってます。

Maze Town Maze Town 明けない夜を飛び越えて 今蘇る 彷徨うタマシイ 境界線曖昧に溶け出していく 心に耳を当てて探す そばにいるのは誰?

ここで本当にやりたいこと、つまり「夢」が復活します。既定路線に進む意志より、夢を追いかける道に進む意志が強くなった瞬間です

夢を誰かに言うのって恥ずかしいですよね。しかしこの歌詞では境界線が溶け出す、つまり無くなることにより、外見からも私の夢を認識できるようになったということかもしれません。夢を追いかけることは恥ずかしいことじゃない!と言ってます。

「そばにいるのは誰?」について、私の気持ちは「既定路線」と「夢を追いかける」のどちらかを改めて確認しています。最終確認です。

 

そして前述した2つ目のラテン語です。迷いながらも目的地に「主人」が到着しました。

 

Shall we dance?わたしと永遠に踊り続けましょう。

私と「夢へ向かう道」の契約が成立しました。もう私は無敵です。

 

めぐるめぐる 時を乗り越えて 進み続ける わたしは変わらずどんな日でも 守りたいものを守ってきた 今 今 動き出す

落ちサビっていうやつですね。

夢を追いかける気持ちを持ちながら、夢を叶えるために進み続けるという決意表明です。

Maze Town Maze Town 逃れられないわ 迷い続ける幾多の魂 何千もの雨風乗り越えて守ってきた

ラスサビになりますが、歌詞は1番サビと同じです。もうここはまとめみたいな感じでで、いろいろ悩みながら「夢」を守ってきたということです。

Maze Town Maze Town どんなに暗い場所だろうと 進み続ける まだ見ぬ未来も 大切なもの壊さぬように 足音に耳澄ます そこにいるのは誰?

夢を追いかけることでどのような未来になるかは分かりませんが、大切な気持ちを壊さぬように、どんなことがあっても進み続けます。

最後に質問、そこにいるのは誰?

 

もうお分かりでしょう。

 

これで曲は終わりです。ハッピーエンドです。やったね!

 

 

さて、ほぼ全ての歌詞を出したのでお気付きの方もいるかもしれませんが、同じ単語でも漢字だったり平仮名だったり片仮名だったりしてますよね。

実は虹ヶ咲の他の楽曲でも同じ現象が起こっています。いつかのツイキャスでその話を他の方がされていたのですが、どれだか忘れちゃったので有識者お願いします(他力本願

 

このMaze Townの場合だと

(1番サビ) と タマシイ(2番サビ)

が該当します。

もう一点、この楽曲での私は「わたし」というように平仮名で統一されています。これにも意味があるのではないかなと思いました。(この記事に存在する「私」はラテン語を日本語訳したものをから来ているので、直接「私」と漢字表記されている訳ではありません。)

 

この違い、勘の良い方はお気付きかもしれません。

意志について迷っているとき(2番サビ前半まで)と、意志が固まってから(2番サビ後半から)です。

同時に、2つ目のラテン語は2番サビの後に存在するので、日本語訳の「私」は「わたし」が正しかったのかもしれません。

実は落ちサビ手前の「わたしと永遠に踊り続けましょう」まで、「私」という日本語は出てきてません。仮に出てきていたら、「魂」「タマシイ」のように「私」と表記されていたのかもしれませんね。

 

なぜ表記が変わるか、これは以下の文章でまとめることができます。

これまでの「私」と、これからの「わたし」は別人

ということです。個人的な意見ですが、挫折を乗り越えた人は強いと思っているので、この「わたし」はもう強い人になっています。なので夢を叶えることができます!

 

最後になりましたが、タイトルの「Maze Town」は、単純に迷子になりやすい、入り組んだ道路の街ということではなく、どちらが正解か分からない、つまり迷った状態の思考回路ということになります。私(著者)含めて迷うことがありますが、答えがすぐ出てこないのは、本当の気持ちがMaze Townにハマってしまったのです。Maze Town状態ということですね。

 

以上になります。相変わらずの長文乱文でしたがご覧いただきありがとうございます!

また時間があったら更新します。

 

<お世話になったもの>

Google翻訳 (ラテン語と英語の翻訳)