こんばんは!!!!!obakuです。
今回は虹ヶ咲2期7話「夢の記憶」の感想記事となっています!
目次
栞子が用いる"適性"という言葉
栞子がよく使用する言葉として、「適性」という言葉があります。
適性とは...
性格や性質が、その物事に適していること。また、その性格や性質。「適性を見る」「適性に欠ける」
デジタル大辞林より
簡単に言うと「向いているか向いていないか」ということになります。
作中で栞子は「○○さんには××の適性があります」といったように、他人を判断する指標で"適性"というものを使用しています。一方で栞子がスクールアイドルに誘われたときは、「私にはその適性は無い」とやはり"適性"を使って拒否しています。
では、栞子は「スクールアイドルに向いていない」と誰かに言われたのでしょうか?
答えは×です。少なくともアニガサキやスクスタではそのような描写は見られません。ただ、栞子がそう考えるようになった経緯には姉・薫子が大きく絡んでいると思われます。
薫子の存在
薫子は以前スクールアイドルをしていました。
栞子はそれに憧れ、高校生になったら絶対スクールアイドルをやる!と言っています。絶対というレベルなので、相当大きい夢であったと考えられます。
しかし薫子の世代はラブライブ!で良い結果を残せずに引退。そこで栞子は姉の涙を見るのです。これを栞子は薫子の失敗と捉えたことが、"適性"という言葉の始まりでしょうか。根底には「結果が出なければ意味が無い」という考えもあるでしょう。
"適性"という言葉は逃げの手段?
さて、栞子は"適性"という言葉でスクールアイドルになることを拒絶していましたが、本当は「やってみたい」という気持ちもあったと思います。幼少期に憧れていたということもありますし、"本当のキモチ"をさらけ出していないだけかもしれません。
本当はやってみたいけど、姉が後悔したことを繰り返したくない。だから"適性"という言葉を使って逃げる。興味が無いように振る舞う。これがここまでの栞子でした。
薫子がスクールアイドルをしていたことについて本当に後悔していたら、栞子がスクールアイドルをやることを止めると思います。後悔したことを繰り返さないように止めるのは経験者の方なんですよね。ただ、そんなことは無かったので止めないし、逆に背中を押します。栞子のスクールアイドル加入に逆風なんて無かったのです。
『EMOTION』の歌詞はまっすぐ系スクールアイドルらしさ全開
アニガサキにおける栞子の初めての楽曲『EMOTION』は、栞子が"まっすぐ系スクールアイドル"であるように歌詞も振り付けもまっすぐです。
Aメロの時点ではまだ栞子はなんだか悲しそうな表情をしていたり、無表情だったりと全体的に暗めです。そして楽曲もゆっくりで静かな印象です。
これは加入前の栞子を表現しているのではないかと思います。前奏では日本舞踊を思い起こす振り付けも取り入れられています。(スクスタでは栞子が日本舞踊を習っている描写があります。)
Bメロ。曲調が変わります。ここは同好会メンバーや薫子に勧誘?説得?されているときの栞子の感情が表現されていると思います。暗かったところに一気に光が射すみたいな漢字ですね。
そしてサビはようやく"スクールアイドルとしての三船栞子"を表現していると思います。ここで一気に表情が明るくなりますね。
「Emotion」の意味が「感情」ということで、これまでのスクールアイドルから距離を置いていた栞子、同好会との出会い、そして現在、そして未来のスクールアイドルとしての栞子の3種類の感情が曲に詰め込まれていますね。フルがどうなるのか気になります。CD発売まであと1ヶ月も待てる?????
ということで栞子がスクールアイドルとなりました。ようやくという感じがして嬉しいです。
ただ、注意が必要なのが、スクールアイドルフェスティバルが終わるまでは同好会に加入していないということです。
8話はまだスクールアイドルフェスティバルの様子が取り上げられると思われますので、スクールアイドルとしては10人(+嵐珠で11人)いるけど同好会は9人(+侑で10人)という現象が起こります。ややこしくなりそうなので(?)気を付けたいところです。
果たしてスクールアイドルフェスティバル終了後、新たに加入するのは栞子だけなのか気になりますね。
以上です。ありがとうございました!!!!!