obackのブログ

虹ヶ咲を中心に、主にラブライブ!シリーズについてのブログです。

(3話)音楽室のシーンにおける日向と日影の関係について

こんにちは!!!!!

今日は3話「大好きを叫ぶ」より、音楽室のシーンについて考えていこうかなと思います。

 

画面のスクショとかはめんどくさかったので無しです!w

なので皆様で本編を見ていただくか、脳内補完なのでなんとかしていただきたいです←

ちなみにBlu-ray2巻だと28分30秒ぐらいからです。

 

どんなシーンかと言うと、侑が音楽室にてピアノで「CHASE!」を弾いてるシーンとなります。

そこにたまたま通りがかった菜々が音楽室を訪れるシーンです。

音楽室の照明がついていなかったので、窓側は太陽により明るく、廊下側は暗くなっています。

前々回の記事で、DIVE!の水と炎が中川菜々と優木せつ菜を表わしているということを書きましたが、今回もそれに則ってみます。

日向は「優木せつ菜」、日影は「中川菜々」

だいたいピアノの椅子があるところ辺りまでが日向、そこから廊下側が日影ということで、日影の割合の方が多いです。

時間帯の都合もありますが、これは中川菜々が優木せつ菜のことをある程度消している、ということがあるかと思われます。

1話でCHASE!を披露したとき、名目上は新ユニットのお披露目ということでしたが、実際は優木せつ菜の幕引き、つまり引退ライブということになっていました。

菜々自身は「優木せつ菜はもう終わったもの」と考えていましたが、内心の内心では「まだやりたい」という想いがあったはずです。なのでまだ太陽が当たっています。せつ菜が完全に消えていたらそこは夜だったはずです。

 

侑が「ごめんなさい!」をしたあと、「ところでさっき、せつ菜ちゃんの曲知ってる感じだったよね~」と言っていたシーン、ここで2人とも場所的には日影にいます。あくまでもここは高咲侑と中川菜々の会話だからです。

しかし、侑の背後には光が当たっています。「せつ菜が大好き」が溢れていますね。侑がぐいぐい行ったので、菜々は侑の影に隠れてまだ暗い位置にいます。

 

ここで2人の視点の話をすると、侑から見たら菜々は順光(菜々が明るく見える)の位置にいます。一方菜々から見ると侑は逆光(侑が暗く見える)の位置になります。ここからは、ときめいている侑と、せつ菜を終わりにした菜々の心境が読み取れます。

 

侑「ごめんごめん」と一歩引いたとき、菜々には光が当たります。せつ菜の話を菜々がするからです。ですがまだ菜々からみた侑は逆行で暗く見えます。

 

侑がせつ菜のことを「大好きなんだ」と言うシーンがこの後来ます。このとき侑は窓際に移動して話をしています。完全に優木せつ菜の世界(=日向)に入ってますね。

侑「歩夢と一緒に同好会も入ってね」のところで菜々の方を向きます。自らのトキメキを解放しているときは日向の方を向き、菜々と会話をするときは日影の方を向いています。侑からみて菜々はあくまで生徒会長の中川菜々なのです。まだ優木せつ菜だと確信は持てていないので、生徒会長と喋っているということで、日影の方を向いているのではないでしょうか。そして、同好会の設立についても菜々は菜々として話をしているので、まだ日影にいます。が、「部員が5人以上集まったら~」の手前で菜々も日影から窓際(日向)に移動します。菜々はせつ菜のことを隠しつつ、優木せつ菜の後継とも言える新しいスクールアイドル同好会の設立を認めています。

菜々「優木さんが聞いたら、喜ぶでしょうね。」

ここで初めて菜々がせつ菜の名を出します。あくまで他人、生徒会長として話していますが、内心としてはうれしいはずです。

 

さて、2人とも日向にいますが、向きが変わらず、侑は日影の方角を見ていますし、菜々は日向の方角を見ています。

侑は「せつ菜ちゃん、なんで辞めちゃったのかなあ」と言うように、せつ菜が居なくなってしまったことを残念がっています。侑の「せつ菜が大好き」が既に終わったものだと認識しているので、あえて日影を向いているのかもしれません。菜々がせつ菜が終わったものど認識しているのと同じです。

 

菜々「なんでそんなこと言うんですか。」からは、菜々がせつ菜のライブについて話をします。このとき、カメラ視点では菜々が太陽に当たっていますが、背景は暗くなります。スクールアイドルとしての華々しい視点と、混沌とした裏事情が重なっていますね。

ここで菜々は「ラブライブ!」の話をします。そして途中で日影の方向を向きます。せつ菜の考えるスクールアイドルは、ラブライブ!の存在や、それ以外でもライブをするなどして大好きを叫ぶという明るい、イメージから、同好会の対立という暗いイメージに転落してしまったのです。

 

ちなみに、菜々が日向で話をしたところは、優木せつ菜の考えをあくまで中川菜々として話をしているはずです。少なくとも菜々の中ではせつ菜は消えているものとしているので、せつ菜は出さず、菜々としてです。

 

このあと歩夢が音楽室に来てこのシーンは終わります。

歩夢が歩いて来た廊下は照明により明るいので、スクールアイドルであることを表わしているのかもしれませんね。

一方菜々はその廊下こそ通りますが、照明がついて無さそうな生徒会長へと戻っていくのでした。

 

滅茶苦茶な文章になったのでまとめていきます。

菜々が日影で話していることは中川菜々として、日向で話していることは優木せつ菜の考えを中川菜々として話しています。

侑が日向を向いて話しているシーンは、自身の大好きを叫んでいますね。それ以外では、生徒会長と話をしていますが、菜々が日向に来た辺りから日向にいる菜々の方向を向いているので、このときに中川菜々=優木せつ菜ということに気付いたのかもしれません。

 

ちなみに同好会が対立しているシーン、やはりせつ菜は日影にいます。日向にいるのはかすみだけだったと思います。これが何を表わしているのか...

 

後半では菜々とせつ菜が西棟屋上に呼び出されます。屋上なので屋根はありません。直射日光です。ここで優木せつ菜が復活します。そして、DIVE!

 

以上です。また時間があったら更新します。