虹ヶ咲4thアルバムの感想をざっとまとめています
こんにちは!!!!!
ついに!!!虹ヶ咲の4thアルバムが!!!発売されましたね!!!!!
ということで、今回は4thアルバムに収録された13曲の感想をざっとまとめた記事となっております。
L!L!L!(Love the Life We Live)
全員曲のL!L!L!ですが、曲が強いといのは試聴動画の時点で分かっていたことですが、それ以上のものがありました。それがどこかというと2番サビの後、Dメロに当たる部分です。
これまでBPM速めで展開されてきた曲が、急にゆっくりとした感じになりました。
ここの歌詞が「みんなとだから 今日がきらめく どこにいても一人じゃないよ 私たち夢で繋がってるんだ」となっています。
一文字ずつゆっくりと丁寧に歌うこの場面、この楽曲の歌詞として一番"あなた"に伝えたい部分なのではないでしょうか。もしくはその逆、"あなた"が虹ヶ咲の皆に伝えたいこと、一方通行ではなく、片側交互通行でもなく、同時に"あなた"と"スクールアイドル"の想いが通じ合う瞬間だと思います。
虹ヶ咲をご存じの方には説明が要らないと思いますが、このアルバムから全員曲の歌唱人数が12人になりました。12人になる課程でいろいろと騒動があったりしました。
最初は対立していたスクールアイドルが、何故スクールアイドルをやるのか、と考えたときに、答えは12人同じになった、そして12人で歌う!というのがここの歌詞だと思います。
そして合いの手で「I LOVE! LIVE!」と言っています。
アニメでは「ラブライブ!になんて出なくて良い」みたいなワードも出現しましたが、虹ヶ咲のスクールアイドルにとってのラブライブ!はここにあるんだなあ、と感じました。
Break The System(上原歩夢)
ここからはソロ曲です。まずは歩夢の楽曲です。
このアルバムのソロ曲について、全体的に言えることなんですが、これまでのソロ曲とは雰囲気が異なっています。
雰囲気が異なる背景として、スクスタ内で「校内フィルムフェスティバル」が開催され、それぞれ部活動のお手伝いをすることになっており、その部活動が制作した内容に準じた内容となっているということがあります。
SF研究部のお手伝いということで、タイムマシンを使ってタイムリープをして、現代で起こった悲劇を少しずつ防ぐ、失敗してもまたタイムリープをして歴史を変えていく、という物語の主題歌となっています。
なので、歌詞もやけにSFっぽい、横文字が多いものとなっています。
最初から<絶対的全能システム><覆すアルゴリズム><ノイズ塗れディストーション><出口の無いディメンション>といかにも中二病みたいな感じです。最初ここ英語だと思ってました←
そもそも「Break The System」を日本語にすると、「そのシステムを壊す」となります。システムがどのような意味になっているかを考えると、SF研究部の作品内において、火星人が地球を侵略してボロボロになり、主人公は大切な人を失うというストレートになっています。これを"運命"だとすると、「その運命を壊す」つまり「歴史を変える」というところに繋がってきます。かっこいい。
そんな歴史を変えちゃうこの楽曲、皆様も聞いてください。
どうやって歴史を変える...?まで考え出したらこの記事の文字数がえらいことになりそうなので、単独の記事を書くタイミングがあればそこで書いていきます。
TO BE YOURSELF(中須かすみ)
かすかすかすみんのソロ楽曲です。初見の感想は「かっこいい曲」でした。
スクスタキズナエピソードでは「魔法少女って何?」ということを考えてきました。この楽曲はその答えが歌詞にされています。
この楽曲のキーワードとして、「自分」というものがあります。
「本当はもう持っている 気付けるかは自分次第で 恐れないで 今心を解き放て」
「強く美しく 自分自身であれ」
魔法少女って何?とは考えますが、気付かぬところで自分自身が誰かの魔法少女になっていることがあります。スクスタでは"あなた"にとっての魔法少女がかすみ、かすみにとっての魔法使いが"あなた"と言っていたように、自分自身が一番気付いていないパターンです。現実世界でもよくあるやつですね。
なので、この楽曲では「自分に自信を持て!!!」と言っています。
「弱さがあるなら認めればいい 諦める理由にはしない」
この歌詞が刺さりまくっています。
これもDメロの歌詞になりますが、現代社会において、弱みを指摘されて落ち込むということは多々あると思います。そかし、それも武器にして活躍する魔法少女は、「かっこいい」ということですね。
エイエ戦サー(桜坂しずく)
「戦」は「い」と読む。これ重要です。
これは幕末の物語、怪異と呼ばれる悪者を倒し、町の平和を守るというストーリーです。
演劇部ということで、しずく自身もこの演劇には出演しています。しかし、しずくは与えられた役についてイメージできないでいました。しかし、最終的にはしずくとその役の共通点を見つけ出しました。そんなしずくのことを考えられて制作された曲のようです。
そんなしずくの役が何かと言うと、浪士隊(町の平和を守るグループ)のまとめ役です。現代風に言うとリーダーです。この曲の歌詞はそんなリーダーの気持ちを表した楽曲となっています。
「涙こぼれ 戸惑う事もあったよね 何よりみんなで 勝ち続ける為」
「絆深め みんなで立ち向かえたら どんな試練でも立ち向かえるよ」
1番と2番のサビ、それぞれ同じメロディーの箇所の歌詞です。
リーダーとして、仲間から恐れられている存在ではありますが、仲間を守るために考えて行動していることを現わしています。
そんな想いが詰まった楽曲です。個人的にはまたまたDメロが推しポイントです。是非聞いて欲しい。
Turn it Up!(朝香果林)
これまでの果林曲とは全く異なる楽曲。めちゃ鮮やかで青春って感じです。
キズナエピソードでは、この物語に登場する主人公が、イチからサックスを練習し、サックスとボーカルを両立される、とありました。果林もその主人公の気持ちを知るためにアルトサックスを練習してましたが、実際に演奏することになりました。そんな楽曲です。
で、歌詞はアナログレコードについての単語がたくさんちりばめられているらしいです。めっちゃ勉強になりますね。
33RPM、これは33回転らしいです。レコードのサイズによって回転数を変えて聞くみたいです。で、2番は7inchということで、そのレコードのサイズみたいです。
ちなみに33RPMは基本的に12インチらしく、7インチで33回転は"たまに"程度らしいです。知らんけど。
そしてAサイドBサイド、これはA面B面のことでしょう。CDだったら1回セットするだけで2曲、3曲、このアルバムのように13曲聞けたりもします。
しかし、レコードはひっくり返して反対側に針を落とすことでもう一方の曲を聴けるようになるみたいです。
後はもう本当に「盛り上がれ!」みたいな感じの曲です。ライブ映えします。
Diabolic mulier(宮下愛)
でぃあぼりっくみゅりーるです。
この楽曲はホラーの物語で、恐らくその中に登場する吸血鬼の楽曲となっています。
主人公は別に存在しているらしいのですが、最終的に主人公はこの吸血鬼だったんじゃね?みたいな感じで不思議な感じの物語のようです。
この曲が一番難しいと思いました。初見で聴いたときも「?」ってなりましたし。
「雁字搦めの人生など後悔はないでしょう 結ばれた縄を切る事は容易い?」
サビの歌詞です。雁字搦めとは、ひもや縄で厳重にくくりつけること、そして束縛が多くて自由が無い、ということです。
これはイメージの話にはなりますが、吸血鬼は血を吸って生きています。そしてもう"死んでいる"らしいです。で、何で吸血鬼になるの?ということですが、死んだ人が生きていた時、何らかの悔いを残したらしいです。
つまり、この吸血鬼は、生前は自由が無く、束縛された人生を送った可能性があります。
「荒唐無稽で大嘘つきじゃない 本当 をわかってない 瞼の蓋閉じて囁いてあげる」
荒唐無稽はでたらめという意味らしいので、上記の物語でたらめ説、とかいうのが上がったのかもしれませんが、これはでたらめではなく、主人公に"本当"を分からせようとしています。
1番のサビだけでこんなに文字数になっちゃうので、この楽曲についても別記事で、時間があるときに更新していきたいと思います。
Silent Blaze(近江彼方)
彼方ちゃんがぜんぜんおねむじゃない楽曲。キズナエピソード内では2回ぐらい寝た気がしますが←
Silent Blazeを直訳したら「音の無い炎」です。忍者っぽい。
アヤカシを倒す為に活動するくの一の物語ということで、熱血系の音楽となっています。
「いくつものトキ 迷い 追い越して 確かな光 やっと見つけたよ」ということで、くの一としての"何か"を見つけています。
歌詞を全体的に見ると、くの一が過去の経験から自分を見失っている、ということが読み取れます。「この世は変幻自在に塗り替えられる物語」「もう大丈夫だね 過去にさよなら」「立ち上がれるんだ何度だって」「どんな自分に出会えるかは挑んだ先に待ってる」ここがDメロからラスサビにかけて続きます。
キズナエピソード内でも忍者に近づくために修行をしますが、結局何か分からなかったので、そことリンクしていると思います。
これもこれでライブでめちゃ盛り上がりますね。オタク壊れます。
ヤダ!(優木せつ菜)
わがままきままありのまま
初見で聞いた時に全オタクが!?!?!?!?!?!?ってなるやつですね。
この楽曲は、「萌え」がキーワードとなっています。「萌え」って何...?となっていたせつ菜は、物語の姉妹になりきって、妹のどんなところが「萌え」かを探しました。つまり、この楽曲は物語の妹を表現した曲です。
ワガママできままでありのままの妹の姿を最大限に表現したのが歌詞です。
サビになると永遠に「ヤダ!」と言っているので、せつ菜推しの皆さんの命が持つか心配です(?)
個人的に好きなポイントとしては、時折入る笛です。ピッピッピピピーってやつです。あれが良いアクセントになってます。
この楽曲は「妹」がガチで表現されているので、是非聞いて欲しいですね。
いつだってfor you!(エマ・ヴェルデ)
この楽曲はメイドさんの歌です。
キズナエピソードでは、他のキャラクターが登場人物について悩んだりしていますが、エマの場合は逆で、"あなた"が曲を作るのに苦戦したので、エマがメイドさんになって"あなた"をダメにするというストーリーになっています。一家に一人エマさんの時代ですね。
メイドにとって一番大切なものは「尊敬する気持ち」とエマは言っていました。この楽曲は本当にその気持ちが最大限に含まれています。
「コレガコイナノ?!」 可愛くない?オタク壊れますよ
ということで、メイドさんの楽曲とはいいつつ、恋愛要素も含まれています。
でもメイドさんだからそんなことは言えない...!と思いつつ、Dメロでは
「特別なんです うまく言えないけど 秘めたホントの想い 抱きしめた」
と歌詞になっているので、多分言ってます。多分。
メイドさんが主人に対して抱いている「尊敬」の気持ちと「ホント」の気持ちがちりばめられた楽曲です。
First Love Again(天王寺璃奈)
一番ヤバいのはこれかもしれない。
もう一回初恋をしよう...そんな曲です。
ゲーム部が制作した物語。主人公の元に紙飛行機が飛んできます。それにはいつもワクワクさせてくれる冒険の内容が書かれています。が、5パターンしかありません。
紙飛行機を飛ばしていたのは昔近所に住んでいた幼馴染み。どうもその幼馴染みは記憶が1日しか持たない病気を患ってしまったようです。しかし、幼馴染みはすごく前向きで、楽しかったことも忘れるけど失敗も忘れることができるから、何度でもチャレンジできると語っています。素敵な性格の幼馴染みです。
このような背景もあり、歌詞には「今日」「明日」「明後日」という単語が何度も用いられています。
ちなみにこの楽曲、作曲が"あなた"と璃奈の2人で行った設定となっています。どんなことにでもチャレンジする幼馴染みに感化され、璃奈も新しいことにチャレンジした形です。
今日は幼馴染みとこんな楽しいことをした!でも幼馴染みは明日にはそれを忘れている。明日の幼馴染みはまた生まれ変わった、という感じですね。なので、毎日が初恋です。
この楽曲も語り始めたら止まらない気がするのでこれまでにしておきますが、是非歌詞を一読して欲しいです。泣けます。そしてキズナエピソードも読んで欲しい。
初恋は一度きりじゃない!
コンセントレイト!(三船栞子)
栞子は生徒会として校内フィルムフェスティバルに参加しています。生徒会なので、全ての部活動をまとめたり、フィルムフェスティバルの映像を作ったり、いろいろと大変そうです。しかし、栞子は「学園のみんなに幸せな学校生活を送って欲しい」と願っています。そんな栞子の新曲です。
途中で日本史が始まったり、数学が始まったりしていますが、全体的に栞子の宝物についての楽曲です。
「色とりどりのスケールで 日常をナナイロにメイクアップ」
サビの歌詞です。日常を7色で色付けしています。7色で思い起こすものとは...それは虹です。虹って7色で表現されることが多いので、虹ヶ咲の生徒会長らしく虹要素を取り入れています。
歌詞を全体的に見ると、当初は「適正」を重視して生徒から反感を食らったりしていますが、今は自由っぽいですね。
勉強するときは勉強するけど、それ以外は自由!みたいな感じです。
Toy Doll(ミア・テイラー)
Thie music is all English.
I am Japanese. So this is very difficult.
Lyrics card write in Japanise lyrics. survive.
下手くそな英語は置いといて、ミアの楽曲です。
全部英語です。マジで。そして歌詞カードには日本語訳も載っているのでかなりギュウギュウですw
英語なんで、曲を聴いただけじゃ歌詞が入ってこないんですよねw
初見のときとかunderstandとhey!しかわからなかったですしw
歌詞(日本語訳)は、"あなた"と一緒にいるのが楽しい!といった感じの歌詞となっています。元々はランジュに無理矢理連れられてきたみらいなので、虹ヶ咲には興味が無いと言っていますが、"あなた"のおかげで少しは楽しくなってきたのではないかと思います。璃奈ともゲームしてますし。
そしてライブでも盛り上がると思います。英語歌詞なので何言ってるか良く分からなくなる気もしますが、それ以上に曲が盛り上がるので、ぶち上げ!って感じですね。
夜明珠(鐘嵐珠)
この楽曲は"あなた"が作曲したみたいです。
キズナエピソードはただただ学生寮に引っ越しをして掃除が大変!みたいな感じだったので、あまり関係が無いと思われます。
歌詞を見ると、ランジュを眺めてたらランジュに引き込まれてしまって、好きになっちゃうみたいなやつですね。
日本語と英語と中国語が入り交じっていて、テンポ良く歌詞が歌い上げられるので気持ちはいいです。が、中国語にしか訳が載ってないので、英語が何言ってるか分かりませんw
一番印象に残るのは「Love me love me do?」ですね。1番と2番で合計3回出てきます。ラビラビドゥー?みたいな感じで聞こえるところです。
あとラップ良いっすね。
以上!!!!!
1曲につき3文ぐらいに抑えようとしましたが、やはり難しかったです。
個別に楽曲の感想・考察を投稿することがあれば、その時に詳しく書いていこうかなと思っています。
以上です!!!